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Renesas Electronics Japan - Knowledgebase

SSPにてキャップタッチフレームワーク実装のため最適な設定

最終更新日:2017/07/05

Question:

Synergyソフトウェアパッケージを使用している場合に、キャップタッチフレームワークを実装するための最適な設定は何ですか?

Answer:

キャップタッチフレームワークベース・デザインの実装に関する詳細の一部を以下に示します。より堅固なキャップタッチデザインを実装する場合は、以下にご注意ください。

スキャン時間の要件に対する理解

チャネルごとのスキャン時間は約500usecです。相互モードを使用している場合は、ボタンごとに2つのチャネルを操作しなければならないので2倍になります。

したがって、ユーザが10チャネルをスキャンする必要がある場合、ハードウェアがスキャンに要する合計時間は5ミリ秒になります。update_hz parameterを使用して、ハードウェアのスキャンを作動させるレートを求めます。現在、ThreadXは10ミリ秒を上限に設定しているため、10ミリ秒、すなわち100Hzを上回る速さでスキャンを作動させることはできません。

スキャンはハードウェアで実行するので、CPUをほとんど使用しません。スキャンが開始されると、その完了を待たずに機能が復帰します。

作動中のスキャンが完了する前にさらにスキャンを試行するようユーザがスキャンレートに対して何らかのアップデートを加えると、プロセスはそのままビジー状態を返します。このため、100Hzの最大レートでスキャンを実行しても、CPUの使用率は大きく変化しません。

1つのチャネルを1回スキャンするたびに、データをフィルタにかける必要があります。(現行バージョンでは、このフィルタの深さを設定することができません。今後リリース予定のバージョンで設定可能になります。)たとえばフィルタの深さが16サンプルなら(ボードのノイズが小さければ、小さくすることが可能)、判定データが利用可能になる前にスキャンを16回実行する必要があります。レートが100Hzの場合、時間は160ミリ秒になります。その後、判定ソフトウェアが実行されます。経験的に、ソフトウェア処理時間は微小な値~5ミリ秒であることが分かっています。

要約
・スキャンを100Hzで実行してもCPU帯域幅利用率が大幅に増大することはありません。
・応答時間は、フィルタの深さとスキャンしているチャネル数によって異なります。
・耐ノイズ性を実現するようボードを配置している場合は、フィルタの深さを減らすことができます。

適用製品

Renesas Synergy™ プラットフォーム
Renesas Synergy™ ソフトウェア